消防職員あるある

仕事

消防歴が長くなってくるにつれて、色々経験してきました。その中から消防士、消防署のあるあるを紹介します。消防職員になろうとしている人の参考になればと思います。

毎年、例の大会の訓練がある

毎年夏に開催される全国消防救助技術大会に向けての訓練がある。災害現場に直接生かせるものではないので賛否両論あり、本気の消防士と帳面消しの消防士でトラブルになりがち。

私も引揚救助という種目に取り組んでいました。県大会は突破して地区大会までは行きましたが、無理をし過ぎて肋骨を疲労骨折して通常業務に支障をきたすこともありました。

救急救命士が威張りがち

全出動に対しての救急出動の割合が多く、また勉強・訓練をして取得した資格で、医師の指示の下で薬を使ったり、特別な器具を使うことができるので自分が偉いと勘違いしている人がいる。消防隊を下に見ている人も多い。

救助隊が威張りがち

救助隊が新人や若手消防士に厳しく訓練するのはいいんだけど、何故か事務仕事や雑用も厳しく指導している。救助隊が消防の中で一番と思っている。救助隊>救急隊>消防隊という考え。

筋トレマニアがいる

勤務中の隙間時間に筋トレする消防士も多いと思うんだけど、筋トレが仕事と勘違いして2時間も3時間も筋トレをする人がいる。出動があって筋トレができないと、不機嫌になることも。何しに職場に来ているんだか。

筋肉見せたがる

マッチョ体型の人は腕まくりしたり、人前で着替えたり筋肉を見せたがる。他所でやって。

毎日勤務に絶望する

人事異動で月〜金曜日の8時30〜17時までの事務職の勤務になることを嫌がってしまう。出動する部署で一日おきに非番があれば、家族のいない日中に好きなことができるため、毎日勤務になると絶望する。また出動手当や、休日手当なども支給されないので年収が下がってしまう。

晩飯、朝飯をみんなで作りたがる

それぞれ晩飯や朝飯を持ってくれば作る時間を節約できるのに、みんなで作りたがる。災害時に作って食べる練習とか団結力を醸成するとか意味不明の理由。消防メシなどと持て囃されるため、気持ち良くなって作ってしまう。

派閥を作る

派閥やグループを作りがち。田舎の消防本部によっては出世や昇任に関わってくることも。グループで飲み会や遊ぶことも多い。関わらないと歓送迎会以外の飲み会に誘われなくなるメリットも。

医療関係者と付き合う、結婚する

看護師さんとの合コンは多い。救急救命士は病院実習があるので出会いがあったり、お節介なベテラン看護師からの紹介がある。

パワハラは無くならない

訓練中に厳しくするのは分かるけど、事務所でも同じノリで厳しくする人がいる。さらに事務処理でのミスにペナルティを課して腕立て伏せをやらせる人もいる。厳しくしないと現場で命を落とす可能性もあるため、厳しくすることも必要で、パワハラとの線引きが曖昧なため、今後も無くなることはない。

実体験はパワハラ?先輩より先に昇任試験に合格してされた嫌がらせに書いています。

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