今年の7月に待望の第二子(息子)が生まれました。将来のために息子のジュニアNISAも始めることにしました。
娘(第一子)のジュニアNISAは既に満額の80万円しています。息子のジュニアNISAも2021年分は80万円投資する事ができました。今後もどうにか資金を確保して、満額の80万円を2人分投資していきたいと思います。この記事では、年収650万円のアラフォー公務員のジュニアNISAの投資状況と戦略を紹介していきます。同じような環境の人の参考になればと思います。
ジュニアNISAの目的
ジュニアNISAは子供の進路やチャレンジを資金面で断念することがないようにするのが大きな目的です。具体的には以下のことを考えています。
- 大学進学の費用
- 就職、結婚などの費用
- 不測の事態への備え
大学進学の資金は、ジュニアNISA以外でも準備していく予定ですが、不足した場合や予想外の進路に進んだ場合として、資金面で進路を断念することは避けたいと思っています。
就職、結婚などは、基本的に子供には自分で準備させるように教育する予定ですが、これも資金面でタイミングや断念せざるを得ない状況は避けたいと思っています。
不測の事態への備えは、私が死亡したなどを想定していますが、今は想定できないような事態が起こった時のためと思っています。
またジュニアNISAで全世界株に投資して、子供が定年を迎える頃まで保有し続けると5,000万円を超えてくると言う試算もあるようです。NISA制度が継続されているかかわかりませんが、使わなかった場合は天国から行く末を見守りたいと思います。
娘(第一子)のジュニアNISA
娘のジュニアNISAは2020年の10月に口座開設ができたので、12月までの3ヶ月の間で分散して80万円を投資しました。一応ドルコストということになります。内訳はeMAXISSlim米国株式S&P500(以下S&P500)に25万円、eMAXISSlim全世界株式オールカントリー(以下オールカントリー)に55万円にしました。
2021年になってからは、多くの人が設定していると思われる毎月66,666円を積み立てています。これの内訳はS&P500に20,833円、オールカントリーに45,833円にしています。オールカントリーのみにしようと思っていたのですが、娘が大学に入学する頃までは、米国は成長すると期待して米国寄りの配分にしています。
来年からは年初に25万円をS&P500に、55万円をオールカントリーに一括投資する計画です。米国に寄り過ぎている気もしますが、この割合のまま継続します。年末までに資金を確保していこうと思います。
以下、娘のジュニアNISAの投資状況です。投資を始めた時期も良かったため、かなりの含み益です。
銘柄 | 時価評価額 | トータルリターン |
eMAXIS Slim米国株式 | 554,138円 | +116,641円 |
eMAXIS Slim全世界株式 | 1,183,609円 | +221,112円 |
合計 | 1,737,747円 | +337,753円 |
息子(第二子)のジュニアNISA
2021年の9月10日に口座開設ができました。楽天VTと最後まで悩みましたが、オールカントリー80万円分を一括購入しました。(執筆時はまだ約定も受渡もされていませんが。)
全世界株にした理由は、
- iDeCoで楽天VTIを積立てている。
- 特定口座で米国ETFを保有している。
- 米国ETFを追加購入していく計画。
- 娘のジュニアNISAが米国寄り。
以上の理由で資産全体で米国への配分が大きくなっているからです。オールカントリーにしたところで、大きく配分が改善されるわけではありませんが。
娘はS&P500とオールカントリーに投資していて、息子はオールカントリーのみです。米国の成長が続いてリターンに差が出たときに、どう説明しようかという新たな悩みも出てきました。
今後は娘と同じく年末までに資金を確保して、年初に80万円を一括投資する計画です。銘柄はオールカントリーのみの予定です。
資金確保について
現在の投資状況ですが月換算で195,332円で年間約240万円になります。
内訳は
1 | つみたてNISA | 33,333円 |
2 | 特定口座積立 | 16,667円 |
3 | iDeCo | 12,000円 |
4 | ジュニアNISA:娘 | 66,666円 |
5 | ジュニアNISA:息子 | 66,666円 |
合計 | 195,332円 |
さすがに手取りが500万円弱で約半分を投資に回すのは難しいです。
現在の資金計画は毎月の給与とボーナスから確保していく計画ですが、確保できなかった場合は以下のとおりです。
- 2022年 娘の貯金、共済貯金
- 2023年 共済貯金
給与、ボーナスで確保できなかった場合は、共済貯金から資金をジュニアNISAに移す計画です。あくまで計画なので、今後変更する可能性はありますが、現状ではこの計画です。他の手段としては米国ETFの売却を考えています。売却の優先順位は以下のとおりです。
- AGG
- LQD
- SPYD
- HDV
- VYM
- VIG
まとめ
今後の市場がどうなるのかは、予想をする事はできますが、誰にもわかりません。しかし、国が用意してくれた税制優遇を利用しない手はないと思います。NISA(つみたてNISA)、iDeCoなどを既に満額している人で子供がいる方は、2023年までの残り3年分のジュニアNISA枠を、多少無理してでも使い切る方がいいのではないかと思っています。
私はこの答えが出る15年〜20年後を楽しみにしておきます。
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