GWも終わって、消防学校の初任科の訓練も本格的になってきた頃だと思います。中には辞めたいと思い始めている人もいるんじゃないかなと。そんなあなたに初任科をどう乗り切るか、辞めるかアドバイスできればと思います。筆者の98は一応初任科を修了しているので上から目線でいきます。
消防士に憧れて、どうしてもなりたかったあなたに
結論、耐えろ。とにかく耐えろ。どうしてもなりたかったんだろ。
辞めたくなった理由として、「訓練が辛い」「同期との人間関係が悪い」くらいだろ。体力が無くて訓練がつらくても、半年耐えれば終わり。同期とも半年付き合えば終わり。無論、同期とは今後も顔を合わせることもあるだろうが、一生会わない同期もいる。私も初任科を修了して約20年になるが、一度も会っていない人もいる。
体力で不安になっていても、消防には総務課、予防課、通信司令課など出動しない部署もある。所属に戻って体力ないキャラを作り上げて事務職になる方法だってある。
定年が65歳まで延長になり、18歳高卒なら47年、22歳大卒でも43年もある。その長い消防人生のたった6ヶ月耐えるだけで、憧れだった消防士として働ける。こう思えばやっていけそうじゃないかな。私も消防学校に短期の教官や講師として派遣された経験がある。教官も学生にナメられないようにキャラ作っているので、その辺りの裏事情も考えてみると、だいぶ楽になる。
就職先として消防を選んだあなたに
私もブラック企業からの転職で消防を就職先として選んだ。正直なところ、消防という職業は消防車に乗って火事を消すくらいの知識しかなかった。採用前の説明会(制服の採寸など)の時に庁舎に救急車があることにビックリしたくらいだ。
就職先として消防を選んだあなたには、とりあえず6ヶ月耐えてみることをお勧めする。初任科では消防の仕事のほとんど知ることができない。初任科を修了して、消防署に配属されて初めて消防という仕事が始まる。そして数ヶ月から数年して自分に向いているのか、向いていないのかがわかる。消防を続けるのか辞めるのかの判断はそれからでいい。
言いがかりの様な叱責「右から左」で乗り切れば良いと思います。
給料は世の中の平均よりはいい。そのあたりも忘れずに。
なんとなく消防士になった、あなたに
あなたも6ヶ月耐えてください。理由は就職先として選んだ人と同じ。初任科では消防の仕事はわからない。このタイプは転職も視野に入れているとはず。6ヶ月耐えて、消防署に配属になれば2連休若しくは3連休が月に何度もある。消防が向いていないとなれば、そこで転職活動もできる。もし消防の仕事に慣れれば、その3連休を有意義に使って趣味に没頭するもよし、消防という職業に没頭するもよし。転職を考えている人は、初任科で人脈を広げておくことをオススメする。転職後も繋がっていると得をする事もあるだろうし、起業すればお客さんになってくれる事もあるだろう。
筆者の初任科の過ごし方
私の初任科の目標は無難にこなし、教官に名前を覚えられないこと。なので訓練では消極的な態度で過ごしていました。そんな態度なので教官に強く言われる事もありました。
一応ガチな運動部に所属していたので体力面で訓練が嫌だなと思うことはなかった。ただ消極的な態度が逆に目立ってしまい、一部の教官に目を付けられて執拗に叱責される事もあった。だが命まで取られるわけではない、半年の辛抱だと思ってのらりくらりと半年間過ごした。そんな過ごし方で順位は訓練が100人中50位程度(実技・態度:70位、学科:30位)で初任科を修了した。
まとめ
どういう理由であれ消防職員になった人は、一先ず初任科は耐えて修了することをオススメする。初任科を修了しないことには、基本的に消防車に乗って出動することはない。経験しないと、判断はできない。人生のネタとして消防に在籍したことがあると言っても、出動した経験がないと話のネタとしは物足りないだろう。
大丈夫だ。あと5ヶ月を切っているはずだ。乗り切れる。絶対にコ○されることはない。消防を続けるか、辞めるかは初任科を修了してから判断しよう。
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