結論から言うと、この本を読んだことがない人は一度読んで見ることをお勧めする。
俺はこの本に2013年で33歳の時に出会った。当時は転職した公務員という仕事にも慣れ、色々な本を読み漁っていた。当時は20代はとっくに過ぎていたんだけど、本屋で「20代で捨てるべき」というフレーズに惹かれて即買いした。俺も40歳を超え感性や思考が変化してきたんじゃないかと思って、再読することにした。ここでは改めて読んでみて、いいなと思ったフレーズを今後の生活にどう活かしていくのかを考えていく。
本の紹介
まず「自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと」を紹介する。
著者の四角大輔氏はニュージーランドの湖畔で自給自足の生活を営んでいる執筆家で、過去には音楽プロデューサーとして活躍していた人。(四角大輔氏ホームページの情報)
内容は簡潔に紹介すると「20代で自分らしさを失うことなく生きていくことための50のこと」を解説付き記載している。
初読の感想
最初に読んだ33歳の時は、ミニマリストという存在を知ってシンプルな生活に憧れていたということもあり、CHPTER1の物理的なものを捨てることに強く共感して、実際に様々なものを手放した。具体的に影響を受けたものが以下になる。
- 01 視界にあるノイズを捨てる モノは着実に増えていき、それらはノイズになる。
- 02 今使わないものを捨てる 人生の優先順位は常に変わっていて、必要なものも変わる。
- 05 小銭入れを捨てる 小銭が邪魔になる為、小銭が増える買い物をしなくなる。
- 10 服の選択肢を捨てる 自分の定番、マイベストの1着があればいい。
再読時
今回は物理的なものよりも、生活や人間関係、生き方に対するものに共感したと思う。自分も公務員として働いている期間も長くなって、知らず知らずのうちにいやな先輩になってきている気がした。
- 17 決めつけを捨てる ジブンルールは定期的に見直す
- 24 ワンパターンな日常を捨てる
- 27 言葉の汚れを捨てる 使えば使うほどヒートアップしてしまう
- 29 勉強のための勉強をやめる 時間とお金の無駄
- 31 人脈を捨てる 単なる知り合いはそんなにたくさんいらない
- 45 常にオンラインの習慣を捨てる 周囲に流されないためにも、繋がらない時間が必要
- 47 会社への忠誠心を捨てる 他にもライフラインを探しておく
- 50 成功例を捨てる 常に謙虚に
まとめ
今回読んでみて、7年前とは感じ方が随分違うなと思った。今後は読んできた本を再読する機会を作っていこうと思う。新しい発見が違った感じ方がありそうだから。
- ①仕事でも私生活でもルーティン化しているものを見直す:時間の確保、新しい発見
- ②丁寧な言葉遣いを心がける:職場での敵を減らす
- ③就寝前にスマホを見ない:良質な睡眠の確保
小学生の夏休みの目標の様だが、人生の折り返し地点が近づいてきて、少しでも生活がよくなればと、しばらくはこの3点を改善していこうと思う。
冒頭でも述べたが、まだこの本を読んだことがない人は、何歳であっても読んでみることをオススメする。50の内いくつかは参考になることがあるだろう。
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